桃太郎さん

あからさますぎて、逆に怪しく感じる伏線(?)


モモくん、サルサ、トリハダ、ワンちゃん、大西

この5人の名前から桃太郎が意識されてることは
間違いない。


そもそも桃太郎とは
「日本のおとぎ話の一つ。桃の実から生まれた男子「桃太郎」が、お爺さんお婆さんから黍団子(きびだんご)をもらって、イヌ、サル、キジを従え、鬼ヶ島まで鬼を退治しに行く物語。」


お爺さんお婆さんは現時点で出てこないが、
モモくんにとってそういう存在の人物がいるとすると35年前のオリンピックについて知っていても
おかしくないのかもしれない。


モモくんはお仕事依頼を持ってくる、仲介者的な
役目も果たしている。
【鬼退治】
村人やお爺さんお婆さん→桃太郎→猿雉犬
【バイトの撮影】
依頼人→モモくん→サルサトリハダワンちゃん
の構図は似ている。
(しかし桃太郎の話には様々な形があるため
この構図に疑問を持つ人は少なからずいるはず)
1話でトリハダが言っていた潜入調査が
モモくんと大西の映像製作会社のアルバイトなら、
やば怖アルバイトとは別に報酬を得ている?
それがきび団子?


鬼退治で得た宝物
江戸文学(江戸は怖い?)での桃太郎は
持ち帰った財宝に
打出の小槌、隠れ笠、隠れ蓑、延命袋があるという。
打出の小槌はとにかくお金が欲しいワンちゃん。
延命袋は金は時なり、コスパ重視のサルサ
それぞれ2人にとってはぴったりな宝物。
では隠れ笠・隠れ蓑は
モモくん、トリハダにとって宝なのか?


福沢諭吉(1万円札の肖像)による桃太郎の評価
「桃太郎が鬼ヶ島に行ったのは
宝をとりに行くためだ。けしからんことではないか。宝は鬼が大事にして、しまっておいた物で、
宝の持ち主は鬼である。
持ち主のある宝を理由もなくとりに行くとは、
桃太郎は盗人と言うべき悪者である。
また、もしその鬼が悪者であって
世の中に害を成すことがあれば、
桃太郎の勇気においてこれを懲らしめることは
とても良いことだけれども、宝を獲って家に帰り、
お爺さんとお婆さんにあげたとなれば、
これはただ欲のための行為であり、
大変に卑劣である」
ここでは完全に桃太郎が悪人とされている。
モモくんは現時点で不思議な存在ではあるが
悪人と呼べるような行動は見られない。
クランクアップ時のラウールの言葉によれば
モモくんはそれまで優しく、仲間想いだったのに
9話のラストで豹変する。
そこで悪の一面が見られるのか?


もし、大西がモモくんと3人によって
「退治」されることになれば
飼い犬に手を噛まれる・寝首を搔かれる
ことになるかもね。